世にあふれる科学的証明が十分じゃない通説。何かにハマり信じるのは悪いことではないが、もし自分の親だったら…。
母親が自己流の“オーガニック“にハマっていた30代後半の田中さん(仮名)。小学生の頃、友人の誕生日会でケーキやジュースをごちそうになると「息子になんて物を食べさせるんだ!」とクレームの電話を入れたこともあったという。
一方、20代後半のけとさん(仮名)は「親が薬を使うと体に悪いと思い込み、重症になるまで病院に行けない、病院でもらった薬も取り上げられた。自分のことを考えて言ってくれた面もあるので親は憎みきれない…複雑な気持ちだ」と話す。