将棋の「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第2局は1月21日、佐賀県上峰町の大幸園で2日目を迎えた。対局は、藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)が前日に封じた51手目を指し、挑戦者・菅井竜也八段(31)の手番で再開。ペースを握った藤井王将がこのまま勝利につなげるのか、菅井八段が反撃を繰り出すのか。
【中継】藤井王将VS菅井八段 注目の第2局2日目(現在の局面)
3連覇を狙う藤井王将に、振り飛車党の絶対的エース・菅井八段が挑戦する注目のシリーズ第2戦。本局でも開幕局に続き、藤井王将の居飛車に菅井八段が三間飛車を選択した。藤井王将の穴熊を見た菅井八段は、美濃囲いに組み本格的な戦いへ。1日目の昼食休憩明け、藤井王将から長考の末に仕掛けて本格的な戦いが始まった。
封じ手の時刻が近づく午後5時過ぎには、菅井八段がやや意表を突く桂の高跳びを決断。しかし、藤井王将は少考の後にさらに流れを激しくする角の進攻を選び、菅井八段に強く迫った。封じ手直前のやり取りで形勢は先手側に傾き出したと見られており、2日目は激しい戦いの模様から目が離せない。
藤井王将が2勝目を手にするのか、菅井八段が反撃を繰り出しタイに追いつくのか。持ち時間は各8時間。ABEMA PPVとABEMA将棋チャンネルでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)