なんとも軽い感じのノリがまた、新たな魅力を発掘したようだ。「大和証券Mリーグ2023-24」1月26日の第1試合、U-NEXT Pirates・瑞原明奈(最高位戦)は積極的な麻雀でトップを取り、個人3連勝。好調に首位を走るチームにまたもポイントを持ち帰る形となったが、試合前には先輩雀士からのアドバイスに対して「おっけー♪」と、脱力感のある応対で周囲から笑いとともに「かわいい~」という反応をもらっていた。
【映像】先輩のアドバイスに「おっけー♪」と軽いノリで答える瑞原明奈
瑞原といえば早稲田大学卒の才女であり、また母でもありながら過去にはMVPも獲得したことがある人気女性選手。MリーグのスポンサーCMで演技した際の「大好き!」といったフレーズは、ファンの間で瞬く間に広まり、リーグ内でも屈指の人気を誇っている。今シーズンは2度目のMVPも十分狙えるほどの活躍ぶりで、チームも現在個人首位には鈴木優(最高位戦)が立っているなど、理想的な展開でシーズンを過ごしている。
瑞原が人気を得る理由の一つが、試合中のクールな印象から一転、卓外ではお茶目なところ。この日の試合前は、オープンスペースで実況を務める小林未沙と、解説で同じ所属団体の先輩にあたる河野直也(最高位戦)と談笑をしていた。するとおもむろに瑞原は「何かアドバイスはありますか?メンツを見た上で」と河野に助言を求めた。河野は真剣に「ゴリラが大事になってくるかも。攻めが結構大事になりそう」と、瑞原が攻めの姿勢を自ら“ゴリラ麻雀”と呼んだことを引用し、攻撃の具合が勝敗を分けると伝えた。
的確なアドバイスを、瑞原も真剣に…と思われたところだが、当の本人は脱力感たっぷりに「おっけー♪」と笑顔で返事。これには河野も「適当に返事しやがって!」と大笑いし、横で話を聞いていた小林も「これが明奈の学ぶ姿勢(笑)かわいい~!」と拾っていた。なお、河野のアドバイスが活きたのか、瑞原は果敢な攻めっぷりで見事にトップを獲得していた。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)