将棋の「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第3局は1月28日、島根県大田市の「国民宿舎さんべ荘」で2日目を迎えた。対局は、挑戦者の菅井竜也八段(31)が前日に封じた45手目を指し、藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)の手番で再開された。
【中継】藤井王将VS菅井八段 注目の第3局2日目(生中継中)
藤井王将が防衛3連覇と大山康晴十五世名人が保持するタイトル最多連続記録「19連勝」の記録更新に“王手”をかけるか、菅井八段が巻き返すか。注目の一戦は先手の菅井八段が「向かい飛車」を採用。これまでの両者の対戦では初の戦型選択とあり、挑戦を受ける藤井王将も慎重に駒組みを進めた。
1日目は互いの主張がぶつかり合い、戦いへと突入。菅井八段の手番で迎えた午後6時の封じ手時点では、攻めと受けの組み立てから有力な手が複数見込まれている藤井王将がわずかに優位に立っていると見られている。
藤井王将がこのままリードを押し広げるのか、菅井八段が待望の1勝目を手にするのか。2日目の進行から目が離せない。持ち時間は各8時間。ABEMA PPVとABEMA将棋チャンネルでは、この対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)