プロ雀士とプロ野球選手の熱い交流は、単なる企画に留まらず、しっかりと続いていた。「大和証券Mリーグ2023-24」2月2日の試合には、プロ野球とMリーグがコラボした「プロ野球 新春麻雀交流戦」に出場した西武・今井達也をはじめ、プロ野球選手が試合会場を訪れ生観戦。「最速最強」「麻雀星人」の異名を持つ渋谷ABEMAS・多井隆晴(RMU)とも挨拶を交わすと、プロ野球選手はバットを振ったことで手のひらにできたマメ、多井は牌を握り続けたことでできたマメを見せ合うという、珍しいエールの交換が行われた。
【映像】努力の結果である「マメ」を見せ合うプロ野球選手たちと多井隆晴
「プロ野球 新春麻雀交流戦」は、麻雀好きのプロ野球選手が7球団、10選手集まり、Mリーグ関係者である実況、解説、リポーターらと対戦した企画。西武・今井は決勝卓に勝ち残るなど健闘したほか、Mリーガーからも「打ち慣れている」と高い評価が出るなど、大盛況の企画だった。当日、解説を務めた俳優でもあるTEAM雷電・萩原聖人(連盟)は、大のプロ野球ファンでもあり「こんな日が来るとは」と感慨深げだった。
この日は、春季キャンプを目前に控えた西武の選手たちが、Mリーグの試合が行われるスタジオを現地訪問。選手たちは萩原がいるTEAM雷電の控室で談笑した後、各チームの選手たちと挨拶。ここで多井と顔を合わせると、多井から今井に手を伸ばして次々に握手。その中で「やっぱり違うね!」とマメができている手の平に注目すると、自分の指も見せて「40年打っているとここにできる。これができたら一人前」と麻雀でできるマメ、タコを見せた。
これには今井もすかさず「おれも作りたいっす!」と反応。お互い、その道を極めようとすることでできた努力の証しを見せ合いながら、楽しげだった。
※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
(ABEMA/麻雀チャンネルより)