日本将棋連盟は2月5日、2023年の獲得賞金・対局料ベスト10を発表した。昨年10月に全八冠を制覇した藤井聡太竜王・名人（王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21）は2年連続2度目の1位。獲得賞金・対局料は1989年の統計発表以来最高額となる1億8,634万円だった。
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ランキングは2023年1月1日～12月31日が対象。昨年、推定1億2,205円で初の1位となった藤井竜王・名人は、6,429万円アップの1億8,634万円で1位を堅守。1989年の統計発表以来、過去最高額は1995年の羽生善治九段（1億6,597万円）だったが、藤井竜王・名人が大幅に更新した。2位は渡辺明九段（39）、3位は永瀬拓矢九段（31）だった。
なお、女流棋戦では西山朋佳女流四冠（白玲、女王、女流名人、女流王将、28）が1位だった。
◆2023年獲得賞金･対局料ベスト10
1位 藤井聡太竜王・名人（21） 1億8,634万円 ＜1億2,205万円①＞
2位 渡辺明九段（39） 4,562万円 ＜7,063万円②＞
3位 永瀬拓矢九段（31） 3,509万円 ＜4,668万円④＞
4位 広瀬章人九段（37） 3,066万円 ＜2,166万円⑥＞
5位 羽生善治九段（53） 2,604万円 ＜ランク外＞
6位 豊島将之九段（33） 2,223万円 ＜5,071万円③＞
7位 菅井竜也八段（31） 1,959万円 ＜1,970万円⑦＞
8位 佐々木大地七段（28） 1,881万円 ＜ランク外＞
9位 稲葉陽八段（35） 1,781万円 ＜1,580万円⑩＞
10位 伊藤匠七段（21） 1,728万円 ＜ランク外＞
※対象期間：2023年1月1日～12月31日
※＜＞内は2022年の獲得額と順位。単位は万円、金額は推定
（写真提供・日本将棋連盟）
