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【映像】対局中の表情とはギャップも?大石七段のかわいいあだ名

 棋士間で呼ばれていたかわいい愛称が、今後ファンの間でも大流行しそうだ。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」予選Bリーグ1回戦・第1試合、中部 対 関西Bが2月3日に放送された。大会には、フィッシャールールでの団体戦初出場となる大石直嗣七段(34)がチーム関西Bに参戦。対局中には、解説棋士から「ちょくりん」というかわいいあだ名があることが明かされ、ファンは「かわいいー」「今日一の衝撃」と大盛り上がりとなっていた。

【映像】対局中の表情とはギャップも?大石七段のかわいいあだ名

 大石七段は、大阪府八尾市出身で2009年4月にプロデビュー。2013年には第41回将棋大賞新人賞を受賞し、毎年の公式戦でも安定感抜群の成績を残している。フィッシャールールで行われるABEMAトーナメントの出場経験はなく、前期は関西予選ベスト4で敗退。今大会では、関西Bの畠山鎮監督(54)から超早指し戦の適性と人柄を見込まれ出場登録棋士に選出された。

 期待を背負い出した第4局では、チーム中部の絶対的エース藤井聡太竜王・名人(王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)と激突。先手の大石七段は矢倉模様から力戦へと展開していった。初登場とあり、解説陣は大石七段を手厚く紹介。聞き手を務める本田小百合女流三段から棋風を問われた解説の冨田誠也四段(27)は、「攻めが鋭い将棋です」と伝えていた。冨田四段は同じ関西所属とあり、人柄については温厚で「怒っているのを見たことがない」とも。柔和な笑顔が魅力で「後輩の自分にも気を使ってくれる優しい先輩です」と語った。

 さらに大石七段の愛称を紹介。「さすがに自分からは呼べないですけど、“ちょくりん”と。後から『勘弁してよ~』って言われちゃうかな?」と、名前の「直」を音読みしたかわいいあだ名があることを明かした。これにはABEMAの視聴者も即座に反応。「ちょくりん!」「とみーバラしてるw」「ちょくりんかわいい」「かわいいー」「今日一の衝撃ちょくりん」「ちょくりん頑張ってー」「ちょっとゆるキャラっぽい」「将棋界隈のトレンドに」などのコメントが殺到していた。

 対局はSHOGI AIが大石七段の勝率を90%近くまで示した局面もあったが、時間に追われる中で藤井竜王・名人の逆襲を受けた際に応手にミスが出て逆転を許す結果に。絶対王者の終盤力に敗れた大石七段は「何か無かったかな…。自分の将棋は指せたが、結果が出なかったのは残念です」と振り返っていた。

◆ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治 全国を8ブロックに分けた「地域チーム」によって競う団体戦。試合には監督とチームから選ばれた出場登録棋士の4人の計5人が参加可能。試合は5本先取の九番勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールール。試合は1試合以上出場する「先発棋士」と、チームが3敗してから途中交代できる「控え棋士」に分かれ、勝った棋士は次局にも出場する。先発棋士は1人目から順に3人目まで出場し、また1人目に戻る。途中交代し試合を離れた棋士の再出場は不可。大会は2つの予選リーグに4チームずつ分かれ、変則トーナメントで2勝すると本戦進出。ベスト4となる本戦は通常のトーナメント戦。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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