将棋の藤井聡太王将(竜王、名人、王位、叡王、王座、棋王、棋聖、21)が2月7・8の両日、「囲碁将棋チャンネル 第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局で菅井竜也八段(31)を破り、シリーズ4勝0敗で防衛に成功、タイトル連続獲得数歴代1位となる20期を達成した。大山康晴十五世名人が保持していた記録を更新し、日本将棋連盟会長・羽生善治九段(53)は「大棋士への道のりを更に歩まれて行くことを期待」と祝福のコメントを発表した。
故・大山十五世名人が1963~66年までに打ち立てた記録を約58年ぶりに更新したことにより、日本将棋連盟の羽生会長が祝福のコメントを発表。「藤井竜王・名人、タイトル戦20連勝誠におめでとうございます。これは塗り替えるのが途方もなく難しい記録ですが、見事に達成されました。これを礎に、大棋士への道のりを更に歩まれて行くことを期待しています」と若き王者の更なる飛躍にエールを送った。
藤井王将は、2020年7月に棋聖位で最年少タイトルを獲得すると、ここから王位、叡王、竜王、王将、棋王、名人、王座の順で獲得。保持したタイトルは一度も防衛に失敗することなく、2023年にはそのまま八冠独占までたどり着いた。さらに、この王将戦七番勝負を制したことによりタイトル連続獲得数の記録を「20」に更新。大偉業を達成した。
(ABEMA/将棋チャンネルより)