若き九州男児が、将棋界を代表する棋士を次々に撃破する快挙だ。日本全国を8つのブロックに分けた団体戦で行われる「ABEMA地域対抗戦 inspired by 羽生善治」予選Bリーグ1回戦・第2試合、関東B 対 九州が2月10日に放送された。九州の1人目として出場した古賀悠聖五段(23)は第1局でタイトル31期の渡辺明九段(39)、続く第2局で同5期の永瀬拓矢九段(31)と、超トップクラスにいるタイトル経験者を連破。チームにこれ以上ない風を吹かせた戦いぶりに、仲間からは「ほー!」「元気いっぱい!」と歓声が起こった。