将棋の藤井聡太竜王・名人（王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21）が2月10日、第17回朝日杯将棋オープン戦に出場。決勝で永瀬拓矢九段（31）に敗れ、準優勝で大会を終えた。午前中に行われた準決勝勝利後には、永瀬拓矢九段（31）と西田拓也五段（32）による別山の準決勝に注目。対戦相手、解説棋士と顔を寄せ楽しそうにモニターをのぞき込み、「しばらくはこの将棋を観戦しようかなと思います」とニコニコ顔を見せた。
将棋界のトップに君臨する藤井竜王・名人が、“将棋ファン”の顔に一変した。午前中に行われた糸谷哲郎八段（35）との準決勝に勝利した藤井竜王・名人。終局後には、同会場で行われている大盤解説会に姿を見せ、大熱戦となった一局を振り返った。解説を務める佐藤康光九段（54）から、午後の決勝戦に向けての意気込みを聞かれたものの、対戦相手が決まっていなかったためきょとんとした表情に。別山の準決勝・永瀬九段VS西田五段の対局の様子を確認するため、モニターの方に視線を向けた。
糸谷八段が「寄る気はしないですけど」と声をかけると、藤井竜王・名人と佐藤九段もモニター付近にぎゅっと集合。わくわく楽しそうな表情に変わり、持将棋模様の一局を一目「これは長そうですね（笑）」。トップ棋士たちがわちゃわちゃと自由に解説を始め、会場のファンを笑わせていた。急にファンモードになった藤井竜王・名人に、ABEMAの視聴者からも「めっちゃ楽しそうw」「わちゃわちゃ最高」「楽しそうだな」「好きなんだなあ､将棋が」「普通に楽しんでる顔」「寄ってたかって解説ｗ」とコメントが押し寄せた。
藤井竜王・名人は午後の決勝戦に向けて集中モードかと思いきや、「長い将棋になりそうなので、しばらくはこの将棋を観戦しようかなと思います！」。連戦の疲れも見せず、ニコニコ笑顔が弾けた名シーンとなった。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
