将棋の藤井聡太竜王・名人（王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21）が2月10日、第17回朝日杯将棋オープン戦に出場。決勝で永瀬拓矢九段（31）に敗れ、準優勝で大会を終えた。決勝戦では、両者が示し合わせたようにほぼ同時にジャケットを脱ぐ珍シーンも。解説者も「息ぴったり」「ここからだよと言わんばかりだったね」と注目していた。
永瀬九段の初優勝で幕を閉じた朝日杯。決勝戦では令和のゴールデンカードとの呼び声も高い藤井竜王・名人と永瀬九段が激突した。両者は藤井竜王・名人のデビュー以来の研究パートナーとしても知られており、昨秋は八冠制覇と名誉王座獲得をかけて争われた王座戦五番勝負など、数々の名勝負も繰り広げてきた。
多くの時間を共有してきた両者だが、本局では永瀬九段が研究を温めてきた矢倉の出だしに。藤井竜王・名人もしっかり対応したものの、永瀬九段のペースでの進行となった。早々に中盤戦に突入すると、藤井竜王・名人はおもむろにジャケットをオフ。すると、永瀬九段もほぼ同時に上着を脱いで臨戦モードを整えた。
思考がリンクしたかのような“相ジャケオフ”シーンに、ABEMAの中継に出演した竹部さゆり女流四段は「息ピッタリですね～！」。解説者の中川大輔八段も「申し合わせたように上着を脱いだね。ここからだよと言わんばかりだったね」と注目。ファンも反応し、「仲良いなｗ」「息あってるなぁｗ」「相脱ぎワロ」「シンクロしてるぞ」「同時に脱ぐの草」「脱ぐタイミングが一緒ｗ」と多くのコメントが寄せられていた。
（ABEMA／将棋チャンネルより）
