どこ投げたって打たれるし…猛打賞の大谷翔平、外角・真ん中・高めを全部ヒットで相手バッテリーが「Oh…」と完全お手上げ状態

【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7－4ロッキーズ（3月3日・日本時間4日／キャメルバックランチ）

　これが右肘手術明け・半年ぶり実戦復帰3試合目の選手のバッティングだろうか？　ドジャースの大谷翔平投手がロッキーズとのスプリングトレーニングで3打数3安打を記録。技ありヒットにフェンス直撃スリーベース、強振してのヒットと順調な仕上がりぶりを見せつけた。

【映像】大谷翔平、3本目のヒットに呆れ気味の相手バッテリー

　「2番・DH」でスタメン出場した大谷は第1打席、ヒットで出塁した1番ベッツを一塁に置いて、外角低めの変化球をうまく拾いライトへ“技あり”ヒットを放つ。続く2回、ベッツのツーベースの後に入った第2打席も、追い込まれながら真ん中付近の速球に反応すると、打球は左中間へ。あと少しでホームランというフェンス直撃のタイムリースリーベースとなった。

　さらに第3打席は、三たびヒットのベッツを塁上に置いて迎えると、初球から内角の変化球を強振。これは空振りとなったが、積極的に狙っていく姿勢を見せた大谷は2-1から高めに来た変化球をフルスイングし、右中間へ落ちるシングルヒットとした。内角を攻め、最後もきっちり内角高めにコントロールした相手バッテリーは「ここも打たれるか…」とでも思っているかのように、弾き返された打球を見つめるしかなかった。

　これで大谷はこの日3打数3安打。出場3試合連続安打に、7打席連続出塁と絶好調だ。シーズン開幕までおよそ半月。オープン戦とはいえ、今のところ死角は見当たらない。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）