【MLB・スプリングトレーニング】ドジャース7-4ロッキーズ(3月3日・日本時間4日/キャメルバックランチ)
大谷珍事録に新たな1ページが!?ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したスプリングトレーニングで、第2打席でフェンス直撃のスリーベースを放った。これが大谷本人は完全にホームランだと確信していたもよう。一塁ベースを回りゆっくり走っていたところで、ボールがグラウンドを転がるのを見て慌てて走り出したものだった。
ドジャースデビュー戦となった2月27日(同28日)の試合でいきなり1発を放つと、3月1日(同2日)の試合ではヒットを含む3打席すべてで出塁と好調ぶりを見せた大谷。この試合でも第1打席で外角低めの変化球をライト前に運ぶ技ありヒットを放ち、2回に第2打席を迎えた。ここでも大谷は状態の良さを発揮し、カウント1-2と追い込まれたものの5球目の速球をセンターへ弾き返す。快音を残し高く上がった打球は、放物線を描きセンター後方へと上がっていった。
大谷は打球を見ながらゆっくり歩き出す。さらに打球を追いかけたセンターも一瞬背走するも、その後諦めたように追うスピードを緩めた。この様子も目に入っていたにだろう。大谷は一塁ベースを回っても悠々と走っていたが、ボールはフェンスを越えず、グラウンドに跳ね返ってきたのだった。
慌ててボールを追いかけるセンター。しかしもっと慌てたのは大谷だった。転がるボールを見て全力疾走すると、ボールがレフト方向に転がり、センターとレフトがともに追いかけるも両者ともになかなか追いつけなかったため、大谷は三塁へ到達。なんともバタバタした形ではあったが、スタンディングトリプルとなった。
走りながら一瞬「え? あれ?」という様子を見せた大谷は、間違いなく今季一番焦ったに違いないだろう。SNS上でも「え?あれ?HRかと思ったのに。。 慌てる大谷くん」「大谷HRやと思って流して走ってて草」と大谷の慌てぶりを珍しがるコメントが上がっていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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