【カーネクスト侍ジャパンシリーズ】欧州代表－日本（3月7日／京セラドーム大阪）
野球日本代表「侍ジャパン」が強化試合で欧州代表と対戦。大学生ながら侍ジャパンに選出された金丸夢斗投手（関西大学）が先発マウンドに上がり、圧巻の投球を見せた。三振の山を築いた投球に「えぐすぎる」の声が上がっている。
この試合の先発は大学ナンバーワン投手の呼び声が高い金丸。最速153キロのストレートに多彩な変化球を操る、今秋のドラフトの目玉と目される左腕だ。金丸は初球から150キロのストレートを投げ込むと、わずかにボールとなったものの伸びのある剛球にスタンドからどよめきが起こった。
先頭バッターを危なげなくスプリットで空振り三振に打ち取った金丸は、続くバッターには初球に大きなカーブでストライク。150キロ前後のストレートを続けファウルで追い込むと、最後は外への抜いたチェンジアップで2者連続の空振り三振。圧巻の球筋とコントロールに、ベンチの井端監督が「いいねえ」「凄いなあ」とでも言っているかのような、感嘆の笑みを浮かべていた。
ABEMAのコメント欄には、最後のチェンジアップに対して「今度はチェンジアップかよ」「チェンジアップえぐい」「いい緩急」と驚く声が多く上がったほか、「安定感がハンパない」「コントロール完璧やな」「全球種いい」と制球力への絶賛コメントも殺到。その他「バケモンや」「左の山本由伸」といった最大級の賛辞も。結局2回打者6人を無安打4奪三振と完璧なピッチングを見せた金丸が、鮮烈な侍ジャパンデビューを飾った。
（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
