『ABEMAスポーツタイム』で、スプリングトレーニングでドジャースデビューした大谷翔平が装着していたサポーターに注目し、川﨑宗則氏が実際に装着してその効果を体感した。
大谷翔平が昨年9月に受けた右肘じん帯の修復手術から177日ぶりに復帰。ドジャースデビューを果たしたスプリングトレーニングでのホワイトソックス戦では2番DHで出場し、第三打席ではレフト方向へのツーランホームランを放つなど、変わらぬ活躍を見せた。試合後の会見で大谷も「感覚も良かった。身体自体の強さも良かったし、最近のなかでは一番よかったんじゃないかなと思う」とコメントし、好調をアピールしている。
『ABEMAスポーツタイム』では、この試合で大谷が右肘に装着していた黒いサポーターに着目。この大谷が着用している、ドイツの医療機器メーカー、バウアーファインドの「スポーツエルボーブレース」を装着した川﨑氏は、「けっこうキツめ」と着け心地をレポートし、その働きについてはもちろん肘を外部の衝撃から守る目的があるとしながら、手術後の大谷の場合は「肘が伸びるのを防いでいる」のではないかとコメント。
サポーターの効果で肘が伸びにくい状態でバットを振った川﨑氏は、伸びないことで肘に負担がかからず、安心して振ることができると実感した様子。実際、動きは制限されることにはなるのだが、今の大谷だったら「肘が伸びることを意識しなくても、その分、ボールとのポイントが近づいて振り切れる」と解説し、スプリングトレーニングで放ったホームランもそうだったと分析した。
(ABEMAスポーツタイム)