【ブンデスリーガ】バイエルン8-1マインツ(日本時間3月9日/アリアンツ・アレーナ)
監督がなぜか負傷してピッチに現れた。バイエルンのトーマス・トゥヘル監督は、試合前のミーティングで感情的になって壁を蹴り、骨折してしまったという。試合中に熱さを見せることが多いドイツ人監督は、試合前も熱血漢だった。
試合開始直前、バイエルンのトゥヘル監督が足を引きずりながら階段を降りてくる姿がカメラに捉えられた。実況の説明によると、試合前のミーティングの際に感情が昂り、ロッカールームの壁を蹴って右足の親指を骨折してしまったようだ。
そんなことがあるのか…衝撃の事実だが、これにはファンも「トゥヘル監督足大丈夫?」「トゥヘル怪我った?」「それは自業自得だけど…」「トゥヘルほんま笑」と、負傷した心配よりも熱血監督“らしい”エピソードに失笑してしまったようだ。
解説・川勝良一氏は「(チームが)うまくいってないと感情を抑えるのは大変ですけど、これだけの選手を預かっていると、たまには迫力を見せているんでしょうね」とビッグクラブの監督としてのマネジメントでもあると言及した。
バイエルンはブンデスリーガ11連覇中の絶対王者として君臨しているものの、今季は暫定首位レヴァークーゼンと勝ち点が7ポイント離されている。
トゥヘルとしては逆転優勝するためにチームを変革したいところだろうが、今季限りで監督を退任することが決まっていることもあり、やや難しい状況に立たされている。
(ABEMA/ブンデスリーガ)