アニメ「姫様“拷問”の時間です」第10話が3月11日より順次放送中。プライドが邪魔して本音を言えない拷問官バニラ・ペシュッツ(CV:富田美憂)の心を姫(CV:白石晴香)が解きほぐす展開が「イケメンな姫様」「優しさがなんとも心に響く」と視聴者を感動させた。
「姫様“拷問”の時間です」は、原作・春原ロビンソン氏、漫画・ひらけい氏による「少年ジャンプ+」で連載中の同名漫画が原作。原作漫画は累計閲覧数2億PVを超え、「次にくるマンガ大賞2020」のWEBマンガ部門で第2位を受賞した。魔王軍に囚われた姫が、“拷問”と称しておいしそうな食べ物や楽しそうな遊びを突きつけられるハートフルコメディだ。
前回放送の第9話では、魔王(CV:玄田哲章)の一人娘・マオマオちゃん(CV:日高里菜)がクッキー作りに挑戦した。しかしクッキーをオーブンから取り出した際、妃のルルン(CV:中原麻衣)が転びそうになってしまった。魔王はルルンを抱きとめつつ、クッキーが乗った熱い鉄板を素手で受け止めた。「あなた、手……!」と心配するルルンに、魔王は「我は魔王ぞ。この程度の熱さ、軽傷だ」と返した。
体を張って愛する妻と娘のクッキーを守った魔王に「マジイケパパ!」「いい人すぎない?」「魔王様かっけえぇぇっす」「名誉の負傷だね」と称賛の声が寄せられた。
最新話の第10話では、拷問官のバニラが「秘密を話せば、私とトランプで遊べるぞ!」と姫に持ちかけた。姫は、バニラが吸血鬼一族の名家の生まれであるプライドが邪魔して“一緒に遊びたい”という本音を素直に言えないことを察した。「誇り高き私に友など不要!」と強がるバニラに対して、姫は自身の境遇を語り、「本当は友達が欲しかった」と打ち明けた。すると、バニラは「私もです」と涙。姫は優しくバニラの涙をぬぐってあげた。
いつもはポンコツキャラな姫のさりげない優しさに、「イケメンな姫様」「優しさがなんとも心に響く」「これは第三騎士団騎士団長ですわ」と心を動かされる視聴者が相次いだ。
■第10話あらすじ
海にやってきた姫たち。今日の“拷問”は陽鬼・陰鬼VS姫のビーチチャンバラ!姫が勝利した場合の条件は「どんな願いでも叶えること」。その願いがたとえ「釈放」でも―─。対する陽鬼と陰鬼は、魔王主催のビーチチャンバラ大会タッグ部門2年連続優勝者。果たして、勝敗の行方は。かたや魔王城には、姫を助けに来たルーシュの姿があった。覚悟を決めたルーシュの背後に、突如魔王が現れる。王国の“聖白騎士”と全魔族の頂点が、ついに邂逅する!ほか、新たな方法で姫を“拷問”するバニラや終業後のトーチャーの姿も。
(C)春原ロビンソン・ひらけい/集英社・国王軍第三騎士団