今期役満第1号の予感に、熱烈実況も興奮が収まらなかった。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2023-24」3月18日の第2試合。BEAST Japanext・菅原千瑛（連盟）が役満・四暗刻の大チャンスを迎え、実況の日吉辰哉（連盟）が机をガタガタさせる音が視聴者へダダ漏れ。この大騒動に、視聴者からは大爆笑が起こった。
【映像】放送席でガタガタ 役満チャンスに実況が慌てた一部始終
南1局、わずか2巡目にして2つの暗刻と2対子がある菅原の手は、大物手の予感が漂う。ここで菅原は孤立のドラ表示牌である六万をリリースし、シュンツに伸びる形を拒否して対々和、さらには役満へと一直線の構えだ。対子の二万、1索は2枚ずつ山にある。すぐに二万が1枚ライバルへ吸収され、1索もツモ切られてしまったが、5巡目にラス牌の1索を引いてまずは南・三暗刻のテンパイ、カン7筒待ちに取った。1手替われば、四暗刻単騎のテンパイだ。
この緊急事態に日吉は机をガタガタさせて大興奮、その騒音がダダ漏れになった。視聴者は「あ、暴れてる…ｗ」「日吉さん落ち着いてｗ」「絶対立ち上がったでしょw」「ガタガタすなw」と大笑いだ。焦点はアガリよりも、先に二万を引くか、それともカン6・8筒のいずれかを重ねてツモリ四暗刻となるかの変化だ。
しかしこの成長を遂げる前に、セガサミーフェニックス・茅森早香（最高位戦）が7筒を切り菅原のアガリ。南・三暗刻で符が2つハネて、8000点の加点となった。ついに今期1号かという期待に実況も穏やかでいられるはずはなく、その盛り上がりがファンに漏れまくり、視聴者もまた大興奮したシーンだった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
