大谷翔平(おおたに しょうへい)投手は、2023年シーズンオフにロサンゼルス・ドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円/1ドル145円換算)の契約を締結しました。MLB(メジャーリーグベースボール)だけでなくプロスポーツ史上もっとも巨大な契約となったことでも大きな話題となりました。
そんな大谷の年俸推移や週給、日給はどれくらいの金額となるのでしょうか。
大谷翔平2024年の年俸はいくら?その後の年俸推移は?
大谷選手の2024年シーズンの年俸は200万ドル(約2億9000万円/1ドル145円換算)です。
大谷選手はドジャースと10年7億ドル(約1015億円/1ドル145円換算)の契約を締結しました。しかし受け取り方は単純に10分割の7000万ドル/年(約101億5000万円/1ドル145円換算)ではなく、変則的な20年払いの契約を締結していたのです。
2024年から2033年までの10年間が年俸200万ドル(約2億9000万円/1ドル145円換算)で、2034年から2043年までの10年間は年俸6800万ドル(約98億6000万円/1ドル145円換算)となっています。
ドジャースでプレーする契約となっている10年間の年俸総額は2000万ドル(約29億円/1ドル145円換算)ですが、これは7億ドルの約2.9%にしかなりません。
残りの約97.1%にあたる6億8000万ドル(約986億円/1ドル145円換算)を契約終了後に受け取るのです。ドジャースでチームメートになったフレディ・フリーマン選手やムーキー・ベッツ選手も大谷選手同様に後払いの契約を締結していますが、これだけの規模(額)ではありませんでした。またこれはMLB全体で見ても類を見ない契約となっています。
大谷翔平2024年年俸に対する週給、日給、税金、手取りはいくら?
大谷選手の2024年シーズンの年俸約2億9000万円(200万ドル/1ドル145円換算)を週給(52週)に換算すると約558万円(3万8462ドル/1ドル145円換算)になります。さらに日給(365日)に換算すると約79万円(5479ドル/1ドル145円換算)です。
一方で2034年からの10年間はどうなるのでしょうか。年俸約98億6000万円(6800万ドル/1ドル145円換算)を週給換算すると約1億8962万円(130万7692ドル/1ドル145円換算)で、日給換算では約2701万円(18万6301ドル/1ドル145円換算)です。
<大谷の給料>
・2024年〜2033年
年俸:約2億9000万円(200万ドル)
週給:約558万円(3万8462ドル)
日給:約79万円(5479ドル)
・2034年〜2043年
年俸:約98億6000万円(6800万ドル)
週給:約1億8962万円(130万7692ドル)
日給:約2701万円(18万6301ドル)
※1ドル145円換算
もちろんこの金額をそのまま大谷選手が手にするわけではありません。アメリカ連邦税及び収税を支払う必要があるからです。
税金の内訳は連邦税が37%、カリフォルニア州税が13.3%、メディケア(公共医療保険)に2.35%、そしてカリフォルニア州の傷害保険に1.1%です。合計で約53.75%にのぼります。
2024年シーズンの年俸約2億9000万円(200万ドル/1ドル145円換算)に53.75%を乗じると1億5588万円(107万5000ドル/1ドル145円換算)です。そのため手取りは1億3413万円(92万5000ドル/1ドル145円換算)となります。
2034年以降の10年間もカリフォルニア州に在住したと仮定すると、手取り額は約45億6025万円(3145万ドル/1ドル145円換算)です。
大谷翔平の2024年までの年俸推移は?
大谷選手は2012年のドラフト会議で1位指名を受け、花巻東高から北海道日本ハムファイターズへ契約金1億円、年俸1500万円で入団しました。
1年目から試合に出場し結果を残し続けたこともあり、MLB移籍前年となる2017年まで年俸は右肩上がりでした。
2017年オフにポスティング制度を用いて大リーグのロサンゼルス・エンゼルスに移籍します。25歳ルールの影響でメジャー契約ではなくマイナー契約だったため、年俸は大きく下がりました。
しかし調停権を得た2021年に年俸は約3億3000万円(300万ドル/1ドル110円換算)となり日本時代の最高年俸を超えます。そして2023年には年俸調停権を持つ選手としては、史上最高額(当時)の約40億7000万円(3000万ドル/1ドル)の契約を手にしています。
<大谷の年俸推移>
2013年:1500万円
2014年:3000万円
2015年:1億円
2016年:2億円
2017年:2億7000万円
2018年:約5995万円(54万5000ドル/1ドル110円換算)
2019年:約7150万円(65万ドル/1ドル110円換算)
2020年:約2771万円(70万ドル→60試合のため約37% 25万9000ドルに減額/1ドル107円換算)
2021年:約3億3000万円(300万ドル/1ドル110円換算)
2022年:約7億2050万円(550万ドル/1ドル131円換算)
2023年:約42億円(3000万ドル/1ドル140円換算)
2024年:約2億9000万円(200万ドル/1ドル145円換算)
※2013年から2017年は日本ハム2018年から2023年はエンゼルス、2024年はドジャース所属
※日本ハム時代の年俸は推定
※2018年以降は各年度3月1日の為替レート
※2020年は70万ドルだったが新型コロナウイルスの影響で37%の支払い
まとめ
大谷選手の年俸は日本ハムに入団した2013年当時の1500万円(推定)から、2034年以降の6800万ドル(約98億6000万円)と大きく跳ね上がりました。同時に求められるハードルも上がりますが、大谷選手ならプレッシャーに感じることもなく力を発揮してくれることでしょう。2月29日に結婚を発表した大谷のパフォーマンスにこれからも注目です。
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