【写真・画像】ダルビッシュ有の計算された配球が狂った瞬間 少し甘く入ったらホームランを叩き込まれる… 大谷の打球速度191キロ超えの“あわや球場破壊弾”の衝撃 1枚目
【映像】大谷が見逃さなかった!ダルビッシュの制球が狂った瞬間

3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で、ドジャースの大谷翔平とパドレスのダルビッシュ有が披露した“無言の駆け引き”について、元・MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が言及した。

【映像】大谷が見逃さなかった!ダルビッシュの制球が狂った瞬間

3月24日にABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』では、3月20日に韓国・高尺スカイドームで行われたサンディエゴ・パドレス対ロサンゼルス・ドジャースの開幕戦で繰り広げられたダルビッシュvs大谷の対戦を改めて振り返る形で紹介。

スタジオでは川﨑氏が、第2打席の配球や心理などについて解説することとなったが、その際に川﨑氏は、大谷がヒットを放った5球目と、その直前に投じられたボール球は、3球目にダルビッシュが大谷に打たせたファウルが、想像以上の破壊力を持った一打であったことが、大きく影響していると指摘。「4球目の球がすごいです。これで決めたかったはずなんですよ、ダルビッシュは。外のスイーパー。これがストライクだったら、もう完璧。ただですね、ダルビッシュ投手、カーンって行ったあの打球を見てる。投げるときに、“あ、ちょっとでも甘く行ったら…”って思っちゃうんですよ。それでちょっと曲がりきれてないんですよ。」と、3球目のファウルの影響で、まず4球目、決め球のスイーパーが曲がり切らずに外れたと指摘。

続けて川﨑氏は、「もう外側は2球(続けて)投げられないんですよ。もう1球投げたら、たぶん行かれると。だからもう、最後の球はこのフロントドア。こういう球で、(大谷は)カット(ボール)を打ってるんですよね。だからカット(ボール)と思わせたいわけですよ。このへんで、カットボール気味で同じ球で来て、翔平さんが“あ、当たる”って(腰を引いたら)ヒュッって(ストライクゾーンへとボールが曲がって)、(見逃し)三振っていうイメージを。理想はミノサン(※見逃し三振)。ミノサンのイメージで行ったんですけど、やっぱりあの(3球目の)ファウルが気になってるんですよ。残ってるんですよ。“ちょっとでも甘く行ったら…”みたいな。で、ちょっとそれがボール抜けました。それを大谷翔平さん、許しません。ヒュンっ…としっかりと捉えた」と、あえて打たせたものとはいえ、“特大ファウルの残像による影響”とでもいうべき状況となったことで、ダルビッシュの緻密なコントロールに狂いが生じ、それが結果として、大谷のヒットに繋がったという、自身の見解を語った。

(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)

大谷vsダルの初対決を川﨑が実演で深掘り解説
大谷vsダルの初対決を川﨑が実演で深掘り解説
大谷の右肘のサポーターの秘密とは? 川﨑が実演解説!
大谷の右肘のサポーターの秘密とは? 川﨑が実演解説!
【映像】大谷が騙された"逃げていく魔球”
ABEMAスポーツタイム(スポタイ)放送情報 出演者・見逃し動画・ハイライト映像などご紹介
ABEMAスポーツタイム(スポタイ)放送情報 出演者・見逃し動画・ハイライト映像などご紹介
ABEMAでみられるスポーツ番組配信情報はこちら
ABEMAでみられるスポーツ番組配信情報はこちら