【MLB】ドジャース8-3ジャイアンツ(4月1日・日本時間2日/ロサンゼルス)
何度も大谷がスタンドに放り込むのを見てきたコースだけに、もどかしさが残ったのも事実だ。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でジャイアンツ戦に先発出場し、ツーベースを放ったもののこの日もホームランは出ず、自己ワーストに並ぶ開幕7戦ノーアーチとなってしまった。第1打席では、真ん中高めのボールに豪快な空振りを見せる場面も。当たればホームランというスイングに球場には大きなどよめきが起こったが、反面まだ本調子ではないこともうかがわせた。
【映像】当たればスタンドイン!真ん中高めを豪快に振り抜く大谷
スプリングトレーニングでは28打数11安打の打率.393で2本塁打を放った大谷。韓国で行われた開幕シリーズと本拠地での開幕戦でも鋭い当たりを連発し、3試合で13打数5安打の打率.385と調整は順調だったように見えたが、その後の3試合含めホームランなしといまだ移籍1号が遠い状態が続いている。この日も初回、絶好調ベッツがいきなりフェンス直撃のスリーベースを放つと、先制のチャンスで大谷が第1打席を迎えた。ここで大谷はジャイアンツ先発右腕ウィンの初球、97.8マイル(約時速157.3キロ)のストレートをフルスイング。しかしボールを捉えることはできず、空振りとなったが、力強いスイングに観客からは大きなどよめきが起こった。
結局この打席はいい当たりもセカンドの正面をつくゴロとなりアウト。その間にベッツがホームに帰り先制点となる打点を挙げたものの、最低限の仕事に大谷自身も少し不満げな表情を見せた。
ファンは沸いたが、初球空振りしたコースは真ん中高め。好調時であれば確実にスタンドに運んでいたコースだ。このボールを捉えきれなかったことで、やはりまだ感覚に若干のズレがあることをうかがわせた。
とはいえ、この試合でも第2打席でライト線を破る痛烈なツーベースを放ち3試合連続ヒットをマークするなどある程度の結果は残している。真ん中高めのボールがそうであるように、大谷の調子自体も紙一重といっていいのかもしれない。1本出れば、昨年もたびたび見られた“手のつけられない”状態になるのではないだろうか。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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