メジャー13年目を迎えるベテランともなれば、単に自分のパフォーマンス向上・維持だけでなく、それ以外にも求められることは増えそうだが、日本を代表するエースはやはり意識のレベルが違った。パドレス・ダルビッシュ有投手は、今季3戦に登板して0勝1敗ながら防御率2.30と活躍。あと4勝に迫っている日米通算200勝も時間の問題と言われ、さらにメジャー通算2000奪三振にも着々と近づいている。キャンプ時、このダルビッシュの様子を見た解説者・五十嵐亮太氏は「コーチ兼任ですよ」と、若い選手たちへの指導を行う様子に舌を巻いた。