【MLB】カブス9-7ドジャース(4月5日・日本時間6日/シカゴ)
ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第1打席で左中間へのツーベースを放ち先制のホームを踏んだ。外角低めの変化球をレフト方向へ軽打したように見えたバッティングだったが、打球はあっという間に左中間フェンスに到達。完全復活を印象づける一打となった。
前の試合で、今季9試合41打席目にして1号ホームランを放った大谷翔平。ようやく出たドジャース移籍後初アーチは、昨年8月23日(日本時間24日)以来224日ぶりとなる1発となった。シーズン1号まで自己ワーストとなる長い時間を要したこともあり心配されていた大谷もほっとした表情を浮かべていたが、これで肩の力も抜けたのだろう。この日の第1打席に素晴らしいバッティングを見せる。
カブス先発ヘンドリックスの3球目、外角低めに投じられたシンカーにバットを合わせると、低い弾道の打球が左中間へ。難しいボールだったが、大谷らしい打球音を残すと速い球足でフェンスに達し、ツーベースとした。
中継の視聴者からも「かるーく打ったな」「イチロー打ちやな」「なんであれが打てる笑」とのコメントが上がった技ありバッティング。それでもツーベースにしてしまう大谷に、「調子上がってきた!!!!」「完全に目覚めた」「復活の大谷」「もう心配ないわ」「これはこの後の打席も期待」とファンも安心したようだった。
敵地スタジアムに歓声とどよめきが起こったツーベースで出塁した大谷は、6番テオスカー・ヘルナンデスのタイムリーでホームイン。先制点の直結する快打となった。
この一打が呼び水になったのか、大谷は第3打席に2試合連発となる2号2ラン。いよいよどこに投げても打ち返す大谷らしくなってきた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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