これを鳴かれたらライバルもたまらない。「朝日新聞Mリーグ2023-24」セミファイナルシリーズ4月8日の第1試合。東1局、渋谷ABEMAS・松本吉弘（協会）がダブ東を使った親跳満でロケットスタートに成功。強すぎる連風牌の威力にファンも様々な反響を寄せた。
話題の場面は東1局。松本は赤坂ドリブンズ・鈴木たろう（最高位戦）から打たれたダブ東をポン。さらにこれをカンしてダブ東・ドラ4の5・8索待ちでテンパイ。たろうは二・五・八万待ちと好形だったが、危険牌の4索を掴んで無念のオリ。松本はその後、赤5索のオマケ付きで親跳満、1万8000点を完成させた。
攻撃派で滅多なことではオリない“ゼウス”ことたろうも屈したダブ東ポンの仕掛け。強権発動の末に生まれたこのアガリにファンからは「うぅわ」「つえ〜」「きたぁぁぁー！！」「ぐはッ！！」「えぐー」「まつやったね！」と次々にコメントを寄せた。場風の東に自風の東。合わせて2翻のメンツは見るのも怖い。しかも今回はその東がドラということもあり、強力なライバルも引かざるを得ない会心弾となった。
※連盟＝日本プロ麻雀連盟、最高位戦＝最高位戦日本プロ麻雀協会、協会＝日本プロ麻雀協会
◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合（全216試合）を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合（全30試合）を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ（16試合）に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
（ABEMA／麻雀チャンネルより）
