将棋の藤井聡太名人(竜王、王位、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)に豊島将之九段(33)が挑戦する第82期名人戦七番勝負は4月11日、東京都文京区の「ホテル椿山荘東京」で第1局2日目の対局が行われている。ABEMAの中継には、日本将棋連盟・前会長の佐藤康光九段(54)が出演。藤井名人の圧倒的な記憶力に驚いたエピソードを語った。
最年少名人就位、前人未踏の八冠独占など、藤井名人の偉業は枚挙にいとまがない。そんな藤井名人の活躍を日本将棋連盟会長として見守り支えてきた一人が佐藤九段だ。昨年、会長職のバトンを羽生善治九段に渡し、再びプレーヤーに専念している。
名人戦第1局2日目の中継に出演した佐藤九段は、会長時代に参列した数々の前夜祭を振り返り、「藤井さんは主催者さんや協賛社さんをスラスラスラ~って言えるので、いつもすごいなって思っていました。私は間違えちゃいけない、抜かしてしまってはいけないと思って、必ずメモを持っていました(笑)」と、その記憶力に舌を巻いたエピソードを披露した。
藤井名人の活躍と比例するように協賛・協力社が爆増。関係団体は数十社に及ぶこともある。ファンにとっても、前夜祭で柔らかな笑顔を見せつつスラスラと関係各社を挙げて挨拶する様子は印象的だ。「あれすごいよな」「スラスラスラ~w」「記憶力いいんだろうな」「すごいよね」「会長がスポンサーを間違えたら大変だもんねww」「安定感すごいよね」「流石や」と多くのコメントが寄せられていた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)