【スーパーGT】第1戦(決勝4月14日/岡山国際サーキット)
22歳の若き女性ドライバーがスーパーGTに初参戦。PONOSチームのドライバーとして挑んだ決勝では11位と入賞目前の順位でフィニッシュし、フェラーリのマシンとともに注目を集めた。
2023年11月、若き女性ドライバー、リル・ワドゥーが2024シーズンのスーパーGT GT300クラスに参戦することが発表された。
リル・ワドゥーは、2022年にリシャール・ミルからWEC(世界耐久選手権)に参戦し、2023年にフェラーリ・コンペティツィオーニGT初の女性ドライバーに就任。前述のWECなどで活躍する新進気鋭レーシングドライバーとして注目されていた。
迎えた13日、スーパーGT第1戦の決勝。49周目のピットストップでチームメートのK.コッツォリーノと交代し、ドライブすると最終的に11位でフィニッシュ。惜しくも入賞を逃したが、初参戦ながら堂々としたドライブにファンからも「アウトラップ上手く耐えていた」「やっぱすごいな」「フェラーリのワークスドライバーなだけある」といったコメントが寄せられた。
開幕戦で11位という結果を残した若き新星女性ドライバーはこの先、スーパーGTでどんなパフォーマンスを見せるだろうか。期待はますます高まるばかりだ。
(ABEMA『ABEMA SUPER GT ダイジェスト』/(C)GTアソシエイション)