将棋の藤井聡太叡王（竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21）に伊藤匠七段（21）が挑む第9期叡王戦五番勝負第2局が4月20日、石川県加賀市の「アパリゾート佳水郷」で行われている。本局では、後手番の藤井叡王が公式戦で初めてとなる作戦を採用。どのような構想を描いているのか、大きな注目が集まっている。
防衛4連覇を目指す藤井叡王に、伊藤七段が挑む同学年シリーズ第2局。加賀片山津温泉の「アパリゾート佳水郷」で行われている本局は、角換わりの出だしに。後手番の藤井叡王はやや変化球とも言える作戦を初採用したことを受け、ABEMAの中継に出演した深浦康市九段（52）は「角換わりの中でもマイナーな将棋。藤井叡王がこの形を使うとは思っていなかった」とコメントした。
藤井叡王は、本局に勝利した場合タイトル戦での連勝数が「17」となり、大山康晴十五世名人が保持している最多連勝記録に並ぶことになる。藤井叡王が大きな記録に並ぶのか、伊藤七段がストッパーとなるのか。早速勝負どころに突入した戦いの模様から目が離せない。
【昼食の注文】
藤井聡太叡王 炙り寿司と小松うどん、加賀棒茶
伊藤匠七段 アパ社長カレースペシャル、アイスストレートティー
【昼食休憩時の残り持ち時間】
▲伊藤匠七段 2時間22分（消費1時間38分）
△藤井聡太叡王 2時間39分（消費1時間21分）
（ABEMA／将棋チャンネルより）
