将棋の藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑戦する第9期叡王戦五番勝負第2局が4月20日、石川県加賀市の「アパリゾート佳水郷」で行われている。両者は和装で対局に臨んでいるとあり、解説陣はその着物の色に注目。爆笑トークを展開した。
将棋のタイトル戦といえば、季節に合わせた麗しい和服も見どころのひとつだ。八冠保持者の藤井叡王は「きものベストドレッサー賞」の男性部門で3年連続受賞するなど、和装で対局に臨む姿はファンにもおなじみとなっている。叡王戦第2局では、白系の着物に深緑色の袴、薄い水色の羽織を合わせており、新緑の美しい季節にぴったりの着こなしを見せていた。
挑戦者の伊藤七段も、藤井叡王と同じ21歳ながらタイトル戦は3期目の登場とあり、和服姿もすっかり板についた様子。本局では茶系の着物に薄い灰色の袴、白色の羽織を選んでいた。
昼食休憩明けには、藤井叡王も羽織を脱いで“戦闘モード”に。両者同系色の和装とあり、ABEMAの中継に出演した深浦康市九段(52)も「白が今流行っているんですかね?」と注目していた。すると、『白』というワードにピンときたのか、続けて「白は200色ありますからね(笑)同じ白じゃないですよ」。モデルでタレントのアンミカの名言からインスパイアされた一言を繰り出すと、聞き手を務めていた和田あき女流二段(26)からは「そうですね!微妙に違うかもしれないですよね(笑)」と笑い声が上がった。
盤上は勝負所を迎えていながらも、なんとも緩いトークに視聴者は爆笑。「不意打ちで草」「フカミカ」「アンミカ草」「ぶっこんだw」「白いほうが勝つわ」「笑ってはいけないタイトル戦」「www」とコメントが殺到していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)