4月18日に楽天モバイルパーク宮城で行われた東北楽天ゴールデンイーグルス対オリックス・バファローズの一戦で、楽天・津留﨑大成が披露した“華麗なヒールパスでのダブルプレー”が野球ファンの間で話題となっている。
0-5、楽天5点のビハインドで迎えたこの試合の8回表・オリックスの攻撃。この回から3番手としてマウンドに上った津留﨑は、6番・宗佑磨、代打の森友哉、8番・紅林弘太郎の連続ヒットで1点を奪われて、0-6。なおも無死一、二塁のピンチの場面で、9番・若月健矢の放った打球は、津留﨑の足元を突く速いゴロに。すると、この打球が津留﨑の足元を直撃したものの、ちょうど打球を蹴り上げる形となり、それがはからずも、ショートの村林一輝の目の前へとポトリと落ちることに。村林はすかさずこれを拾い上げて、二塁のカバーに入ったセカンドの小深田大翔に素早く送球してまず1死。続けて小深田から一塁の山田遥楓に送球されて2死と、思わぬ形で併殺プレーが完成することとなった。
4月19日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)では、改めてこのひとコマを振り返ることとなったが、その際に改めてVTRを確認した野球解説者の里崎智也氏は、「…ああ、これは完全に大空翼的なやつですね」と、津留﨑の“ヒールパス”を、人気サッカー漫画の主人公になぞらえる形でコメント。また、ネット上の野球ファンからは「美しすぎるヒールキックw」「ラッキー要素もあるけど、ゲッツー出来たのは最初の『足』のおかげ……!!つるちゃんナイス気合い!!!!」「サッカー選手もびっくり」「現地で観戦したがすごい反応だなと驚いた。すばらしいプレーでした」「有原のピタゴラ三ゴロ思い出した 確かあの時も相手オリックスやったはず」「この時点で大量リードしてるから笑って済ませられるけど、これで0-1とかで負けてたら悔しすぎるプレー」「併殺が増えるということは、出塁自体の数が増えてポップフライが減っている証拠!悪いことではない!(白目)」といった様々な反響が巻き起こることとなった。
(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)