【MLB】ナショナルズ1-4ドジャース(4月23日・日本時間24日/ワシントンD.C.)
一見、なんでもないようにも見えた守備に、常勝軍団と言われるドジャースの強さが表れていた。ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」でスタメン出場したナショナルズ戦で5回、ドジャース外野陣が積極的でチャレンジングなプレーを見せつつ、巧みな連携で打者の進塁を阻止する場面があった。信頼とフォローで成立したプレーに一塁手のフリーマンも拍手を送り、ファンからも「今のフォローいいね」とプレーを称えるコメントが相次いだ。
1-0とナショナルズが1点リードして迎えた5回、2死走者なしでナショナルズのトーマスが打席に入った。トーマスはカウント3-1からの5球目、高めのストレートを打ち返すと、打球はセンター前へ。これにドジャースのセンターを守るパヘスが前進して突っ込むと、果敢にスライディングキャッチを試みた。しかしわずかに間に合わず、ボールは後ろへとそれてしまった。
ところが、これをレフトのキケ・ヘルナンデスが瞬時にナイスカバー。パヘスのすぐ後ろで捕球すると、すぐさま二塁へ送球する。ボールを受けたベッツも視線でトーマスを牽制。トーマスは一塁に釘付けとなった。一連のプレーに、ファーストのフリーマンも思わずグラブを叩き拍手を送っていた。
中継の実況を務めたDJケチャップ氏は、パヘスの積極的で思い切りの良いプレーについて「後ろにキケがいるというのをイメージして勝負できていますね」と指摘。その通りキケもプレーを予測していたかのように流れるように捕球から二塁送球を見せている。打球を追いながらキケの姿を確認していたからこそ、パヘスもある程度リスクを負ったプレーができたのだろう。
ここ10年で9回地区優勝を飾り、今季も当然のように世界一を目指すドジャースが見せたスキのない全力プレーに、中継を視聴していたファンも感嘆。「キケかっこいい」「キケすげえ」「鳥肌立った」など称賛コメントが相次いでいた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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