元日銀・決済機構局長「2030年までに“デジタル円”導入の可能性も」「税の管理は財務省か」「中国の“デジタル元”は広まっていない」…検討進む“デジタル円”を徹底解説 ABEMAヒルズ 2024/04/26 07:30 拡大する 紙幣や硬貨と同じように使える中央銀行によるデジタル通貨、CBDC。世界各国でCBDCの研究が進む中、日本でも「デジタル円」の導入が検討されている。【映像】一目でわかる「デジタル円」と「CBDC」 元日銀・決済機構局長でフューチャー株式会社 取締役グループCSOの山岡浩巳氏にデジタル円の実現可能性やメリット・デメリットなどを聞いた。━━CBDCとは何か?「Central Bank Digital Currencyの略で中央銀行デジタル通貨のことだ。暗号資産は、例えばビットコインであればビットという単位を使っているが、これに対してCBDCはドルや円といった法定通貨を単位に使っているため安心感がある。さらにCBDCはPayPayやSuicaなどのデジタル決済とも異なり、ブロックチェーンや分散型台帳技術を用いつつ発行元は国だ」 続きを読む