貧困妄想
【映像】「家族は出ていき、毎日暗い部屋で食事は1食69円…」“貧困妄想”男性の生活
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 お金を使うことに極端な不安や恐怖を抱く症状“貧困妄想”。年収などに関係なく、誰でも陥ってしまう可能性があるという。相談しても、単なるケチや倹約家と思われ、理解を得られず孤立するケースも。『ABEMA Prime』では貧困妄想について、当事者と専門家と共に考えた。

【映像】「家族は出ていき、毎日暗い部屋で食事は1食69円…」“貧困妄想”男性の生活

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 貧困妄想に陥った、吉良大和さん(40代後半)。2021年に転職したものの、仕事がうまくいかず新しい職場にも馴染めないストレスがあった。2022年に不眠になり、うつ病と診断され休職。その後、貧困妄想の症状に苦しむようになった。

 休職後、常に家にいた吉良さんは「上の子が大学入試のタイミングだったが、不登校になった。お互い家にいて、常に上の子がやることが気になってしまい、昼間にクッキーを焼いていたりすると、“電気代が高いのに”とキレてしまう。そして昨年、妻と子どもが愛犬も連れて、私一人残して出ていってしまった」と振り返る。

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 吉良さんは年収約900万円(現在は傷病手当金を受給)、貯金は約1500万円あるにもかかわらず、「とにかくお金を使うのが怖くて使えない」といった感覚を抱いているという。不安になると、定期的に預金残高をチェックしてお金が減っていないことを確認することで、心を落ち着かせている。

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