【MLB】ダイヤモンドバックス4-8ドジャース(4月29日・日本時間30日/フェニックス)
名誉挽回、汚名返上の技ありタイムリーを放った大谷翔平は一塁上で安堵の表情を浮かべた。しかし、その大谷より、とにかく嬉しそうな人物がとった“笑撃”行動にネット上からは「こっちまで嬉しくなる」「愛されてるわ」など喜びの声が上がっている。
ドジャースの大谷翔平投手がダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」でスタメン出場。1死満塁で迎えた第2打席でダブルプレーに倒れたものの、再び得点圏にランナーを置いて迎えた第5打席でレフト前にタイムリーを放つと、塁上で笑顔を見せた。
7-4とドジャース3点リードの8回、無死一、二塁と得点圏にランナーを置いた場面で大谷が5打席目を迎えた。大谷はダイヤモンドバックス4番手左腕アレンの2球目、高めのカットボールを狙ったように反対方向へ弾き返すと、鋭い打球のレフト前タイムリーヒットとなりドジャースが貴重なダメ押し点を奪った。
大谷は今季ここまで、ヒットは量産しているもののチャンスで凡退する場面が多く、得点圏にランナーを置いた打率の低さが取り沙汰されている。この試合の前まで得点圏打率は34打数6安打の.176。この試合も2回、第2打席で1死満塁から初球を打つも、セカンドゴロのダブルプレーに倒れていた。しかし、この打席は追加点のチャンスにきっちりタイムリー。長打を狙って引っ張りに行くのではなく、確実性を重視したような逆方向へのバッティングがまさしく名誉挽回の一打となり、塁上で大谷はホッとしたような笑顔を見せたが、そんな大谷以上に嬉しそうだったのが、一塁ベースコーチのクレイトン・マッカロー。“ほぼ頭突き”のヘッドバンプを受けた大谷は「おおっ」と驚いた表情を浮かべた。
これで大谷はマルチ安打をマーク。打率も.341まで上昇した。この日も5打席すべて左腕をぶつけられるなど厳しいマークが続くが、得点圏での打率も徐々に上がってきている。今後も勝利に貢献する一打を見せてくれるはずだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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