4月20日に福岡PayPayドーム（現・みずほPayPayドーム福岡）で行われた福岡ソフトバンクホークス対オリックス・バファローズの一戦で、育成4年目から開幕直前に支配下登録を勝ち獲り、いきなり好守で存在感をアピールすることとなったソフトバンク・緒方理貢が、野球ファンの間で話題となっている。
0-0で迎えたこの試合の2回表・オリックスの攻撃、1死走者なしの場面で、6番・ゴンザレスの当たりは、詰りながらもライトのライン際へフラフラと上がる飛球に。しかし、そのまま落ちるかと思われたこの当たりを、ライトの緒方が懸命に全力疾走で前進し、見事にダイビングキャッチ。すると、マウンド上の先発・モイネロは、満面の笑みで歓喜の雄叫びを上げながら両手を挙げて大喜び。その思い切りの良さとガッツが光る好守で盛り立てる緒方に、モイネロは帽子をとって挨拶。育成からのレギュラー奪取に燃える緒方に、敬意と感謝を示すこととなった。
先発転向したばかりのモイネロを盛り立てた緒方は、2回裏の打席でライトへの2ベースヒットを放つなど、バットの方でも魅せることとなった。そんなフレッシュな存在感を示した緒方に、ネット上の野球ファンも大注目。「うっひょー！またイキのいいのが上ってきた！」「あかん！優勝してまうw」「モイネロめっちゃ嬉しそう」「育成4年目言うたら後がないけど支配下登録されていきなりこれやからな」「他贔屓やけどホークスはFA組とか目立つ反面こういう人材もおるから油断できないわw」「緒方くんと契約してくれてありがとう！」といった様々な反響が寄せられた。
