将棋の藤井聡太叡王(竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)に伊藤匠七段(21)が挑む第9期叡王戦五番勝負第3局が5月2日、愛知県名古屋市の「名古屋東急ホテル」で行われている。本局は、藤井叡王の先手で「角換わり」の出だしに。勝者はタイトルに“王手”をかけるとあり、注目の一戦に大注目が集まっている。
防衛4連覇を目指す藤井叡王に、伊藤七段が挑む同学年シリーズ第3局。互いに1勝1敗で迎えた重要局では、藤井叡王の先手で「角換わり」が志向された。ハイペースでの進行となっているが、ABEMAの中継に出演した中村太地八段(35)は「伊藤七段のペースで進んでいるのでは」とコメント。同じく解説を務めた上村亘五段(37)は、「一度攻めに出ると一気に戦いが起きるので、かなり先の方まで読んでいないと踏み込めないようなところ」と印象を語った。
勝てばタイトルに“王手”をかけることになる一戦。挑戦者の伊藤七段は手厚い研究からどんな構想を描いているのか、今後の進行に注目したい。
【昼食の注文】
藤井聡太叡王 名古屋コーチン入りスパイス焼きカレー、ウーロン茶
伊藤匠七段 天むす、稲庭うどん(冷)セット、アイスティー(ストレート)
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太叡王 2時間10分(消費1時間50分)
伊藤匠七段 2時間51分(消費1時間9分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)