【MLB】ドジャース4‐3ブレーブス(5月3日・日本時間4日/ロサンゼルス)
ドジャースの大谷投手が「2番・DH」でスタメン復帰したブレーブス戦で、相手投手が投じた鋭いブレーキで落差の大きなカーブに大谷のバットが空を切ったが、その際、大谷が頬を膨らませ、目を丸くしたリアクションもさることながら、エグすぎるカーブに反響が相次いだ。
1点ビハインドで迎えた1回裏のドジャースの攻撃。先頭打者のベッツがライトフライに打ち取られ、1死走者なしで打席が回ってきた大谷はブレーブスの先発、モートン投手と対戦。
ベテランらしく多彩な変化球を駆使する投球が特徴のモートンは大谷に対しても初球はシンカーで入り、2球目にはカーブでカウントを稼ぎ、その後2球は150キロ越えのストレートを低めに投げてきて、いずれもボールとした。
カウント3-1と打者有利なカウントとなった5球目、モートンは得意のカーブを内角低めに。ふわっと浮き上がり、大谷の肩口からまるで縦に落ちるように変化したボールに大谷のバットは空を切った。
そのボールが来た直後、大谷も少々驚いた表情を浮かべたが、続く6球目も同じところにカーブが来たがこれにバットを出してファウルに。そしてフルカウントで迎えた7球目、真ん中高めに来たストレートに手が出てしまいゴロの打球がファーストのオルソンのところへ。ファーストゴロとなって打ち取られてしまった。
ちなみに大谷が頬を膨らませ、目を丸くしたモートンのカーブはMLB公式データサイト「Baseball Savant」によると縦の変化は驚異の47インチ(119.38センチ)。さらに回転数3104で圧巻のブレーキ。大谷も脱帽の一球だった。
モートンと言えば、今季40歳になるブレーブスの大ベテラン。常勝チームにいながら昨季も14勝を挙げるなど、その力はいまだ衰え知らず。ベテランならではの伝家の宝刀にしてやられる形となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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