【MLB】ドジャース 8−2 マーリンズ(5月7日・日本時間8日/ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸投手がマーリンズ戦の先発マウンドに上がり、メジャーで自己最長となる8回を投げ4勝目をあげた。
これまでの登板では6回が最長だった山本は、7回を3人で抑えベンチに戻ったところでチームメートたちからハイタッチで労われるシーンがあったが、誰もがここで降板と思ったものの続く8回もまさかの続投。これには中継の実況を務めた清水俊輔アナウンサーも「あれ?代わってないですね」と驚いていた。
山本は初回、マーリンズ先頭打者のチザムに初球を右中間スタンドに運ばれるまさかの立ち上がり。しかしその後はリズム良い投球で抜群の安定感を見せ、7回を投げ終えたところで84球、被安打4で2失点と素晴らしい内容だった。中継ではベンチに戻った山本が、帽子を脱いでチームメートやスタッフとハイタッチを交わす姿が捉えられており、今季ここまで山本が投げた最長イニングが6回だったこともあって誰もこの回で降板だと信じて疑わなかった。
しかし8回、マウンドには“お疲れさん”のハイタッチを交わしたはずの山本の姿が。一瞬何が起きたのかわからなかったのか、清水アナは山本が投球を始めるまでしばらく黙ったあと「おっ?山本来ましたよ?」とコメント。解説者も含め誰もが降板したと思った矢先の珍事に中継を視聴していたファンも「山本出てきた」「山本8回だと!」「投げるんか」「wait... what?」など、驚きを隠せない様子だった。
まさかの続投に清水アナは「さっきの感じは何だったんでしょうね」と苦笑しつつ、まだ山本のピッチングが見られるという喜びを伝えていた。
結局山本は8回97球を投げきり被安打5、被本塁打2、5奪三振、無四球、2失点で本拠地での初勝利を挙げた。決して無理をする展開ではなかったが、少しでも長く投げようという山本なりの心意気だったのかもしれない。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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