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元大人気グラドルだった小向美奈子の今を調査。覚せい剤で逮捕され服役中の1番の思い出を語り「洗脳されたほうがいいかな」などと、当時の心境を告白した。
『愛のハイエナ2』は、 “愛”をテーマに人間の『欲望』をあぶり出し、つい覗き見したくなる“瞬間”にしゃぶりつく遠慮を知らないドキュメントバラエティ。ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)がMCを務め、さらば青春の光(森田哲矢、東ブクロ)がレギュラー出演する。この日のゲストには華原朋美と田口淳之介が登場した。
これまで、芸能界の出所後を追って来た同番組。今回、注目したのはグラビアアイドルとしてすさまじい人気を誇るも、その後、3度の覚せい剤で逮捕された小向美奈子。2000年、15歳でグラビアアイドルとしてデビューし、トップアイドルに君臨した小向。しかし2009年、23歳で覚せい剤取締法違反の容疑で逮捕。さらに2年後、同容疑で再び逮捕となるが不起訴に。その後、芸能界に行き場を失い、2011年にセクシー女優デビューするも、2015年に自宅にて覚せい剤を所持したとして現行犯で3度目の逮捕。懲役1年6カ月の実刑判決を受け収監され、テレビからその姿を消した。出所から8年、薬に手を出さずしっかり反省をしているのかを調査。リポーターとして4月からピン芸人になった渚が登場した。
待ち合わせ場所に到着すると、38歳になった小向の姿が。ツインテールのお団子ヘア、白のシャツの上に大きめの黒のパーカーをはおり、ミニスカート、網タイツに黒のロングブーツというファッション。太めの眉にナチュラルなメイクで、妖艶な美しさは健在だった。渚は第一印象で「色気すごいですね」とコメントし、スタジオの森田も「確かに!」と共感した。
覚せい剤に手を出したきっかけについて尋ねると、当時の恋人がきっかけだったと明かした小向。彼が覚せい剤を使用しているところを偶然見てしまったことが原因となり、暴力を受け共犯にされてしまったという。一度、その彼氏から逃げたが、しつこく追いかけて来たため、警察に通報。そこで小向も逮捕されてしまったという。2回目は、売人に助けを求めていたことが原因で疑われ逮捕。そのときは薬物の反応が出ず、不起訴になった。3回目は人間関係のトラブルが原因で手を出してしまったと明かした。
3回目の逮捕で栃木刑務所に収監された小向。8年ぶりに栃木刑務所を訪れると、服役中は毎日バレエシューズを作っていたと話してくれた。独居房で生活をしており、決まった時間だけテレビを見ることもでき、お風呂は2日に1回、人とは話してはいけない状態だったそうだ。番号は320だったが、名前で呼ばれていたなど当時の記憶を明かした。
1番思い出に残っていることは、お花見だという。グランドにブルーシートを敷いて座り、桜にまつわる曲が流れる中、沈黙をしながら桜餅やお弁当を食べたという小向。桜の曲は、日本語バージョンから何故か英語バージョンになるなどし、謎の選曲に小向は「洗脳されたほうがいいかなと思いました」と当時の気持ちを打ち明け、渚は「それは頭がおかしくなりますね」と感想を述べた。
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