U-NEXT Pirates、2度目のVへ有終の美飾るか 他3チームは順位争いへ/麻雀・Mリーグ
【中継】ファイナル、ついに最終日!

 Mリーグ機構は、「朝日新聞Mリーグ2023-24」ファイナルシリーズ5月17日の第1試合に出場する4選手を発表した。首位U-NEXT Piratesは、前日もさらにポイントを伸ばし、リーグ初となる2度目のVをほぼ手中に収めている。実質、最終日の2試合はウイニングランになるが、他3チームは最後まで激しい順位争いを繰り広げそうだ。

【中継】ファイナル、ついに最終日!

 「圧倒的に勝つ」を掲げて2年目、U-NEXT Piratesは実現間近だ。2位に388.4ポイントの差をつけており、逆転を喫するにはU-NEXT Piratesが記録的ラスを2回、赤坂ドリブンズが記録的トップを2回とってどうか、というレベル。淡々と局消化をしていけば、その分優勝シャーレへと近づけるほどのセーフティリードだ。先発は今期MVPの鈴木優(最高位戦)が務め、第2試合の仲林圭(協会)との「UKコンビ」で締め括る。

 2位・赤坂ドリブンズは、奇跡の大逆転優勝を頭の片隅に置きつつも、しっかりと準優勝を手にするという大仕事もある。3位と176.0ポイント差も、かなり大きいが2連続でラスでも引こうものなら3位、あるいは4位転落もある。第1試合でトップが取れれば、第2試合は守備に徹しても十分逃げ切れる。鈴木たろう(最高位戦)は調子が出ていないポストシーズンの鬱憤を最終日に晴らす。

 3位・KADOKAWAサクラナイツと4位・EX風林火山は、どこまで2位を狙うか、3位を狙うかなど展開によって目標が変わる。第1試合でトップが取れれば、準優勝にも手が届くが、それ以外であれば3位で賞金獲得を狙うというのが現実的なライン。4位は賞金なしなだけに、ここの差は大きい。KADOKAWAサクラナイツは岡田紗佳(連盟)、EX風林火山は二階堂亜樹(連盟)が先発。優勝とは別の戦いも十分に熱い。

【5月17日第1試合】※成績はレギュラーシーズン

赤坂ドリブンズ・鈴木たろう(最高位戦)個人7位 +211.2
EX風林火山・二階堂亜樹(連盟)個人27位 ▲123.6
KADOKAWAサクラナイツ・岡田紗佳(連盟)個人6位 +212.0
U-NEXT Pirates・鈴木優(最高位戦)個人1位 +437.7

【5月16日終了時点での成績】

1位 U-NEXT Pirates +531.7(14/16)
2位 赤坂ドリブンズ +143.3(14/16)
3位 KADOKAWAサクラナイツ ▲32.7(14/16)
4位 EX風林火山 ▲49.3(14/16)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に全7チームで発足し、2019-20シーズンから全8チーム、2023-24シーズンからは全9チームに。各チーム、男女混成の4人で構成されレギュラーシーズン各96試合(全216試合)を戦い、上位6チームがセミファイナルシリーズに進出。各チーム20試合(全30試合)を戦い、さらに上位4チームがファイナルシリーズ(16試合)に進み優勝を争う。優勝賞金は5000万円。
ABEMA/麻雀チャンネルより)

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