<大相撲五月場所>◇十四日目◇25日◇東京・両国国技館
前頭筆頭・熱海富士(伊勢ヶ濱)と前頭四枚目・宇良(木瀬)の一番では、宇良が土俵際でもつれあいながら腕を極められ、その姿に視聴者がゾッ……解説を務めた元横綱・若乃花の花田虎上氏も「大怪我する。心配で心配で見ていた」とコメントした。
初日から6連勝と好スタートを切った宇良だったが、その後まさかの7連敗。勝ち越しするためには絶対に負けられないが、熱海富士との取組では、右下手が深く入り、相手に抱え込まれ、土俵際まで追い込まれた。宇良はなんとか形成を逆転しようと粘りを見せるも、最後は小手投げで土俵に叩きつけられた。熱海富士は7勝7敗と星を五分に戻した。
この取組を受け、花田氏は「宇良はあと1番(負けたら)負け越しっていうのが決まっているから何が何でもっていう気持ちがあるんですけど、こういう残し方すると、肩を怪我するし、膝もまたね」とコメント。その上で「もう少し前屈みでうっちゃったりすると良いんですね。受け身が取りやすいように。熱海富士が離れているから良いけれど、乗っかっちゃうと大怪我するので、心配で心配で見ていた」と話した。
視聴者も宇良の姿に「腕折らないでよ」「腕折れそう」「耐えてる」「腕を締め上げられてるね」「ガチ対決」「あぶね怖いよ宇良」「こわいー」とゾッとしていた様子。取組後の両者の姿を受け「あたみん優しかったな最後」「これ宇良じゃなきゃケガするやつだ」など安堵の声も到着していた。
(ABEMA/大相撲チャンネル)