5月26日に放送されたABEMAで放送された『ABEMAスポーツタイム』で、先頃、日米通算200勝を達成したサンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有を特集。その際、ダルビッシュと親交があり、自宅にも滞在したことがあるという野球解説者の川﨑宗則氏が、“ダルビッシュ邸の驚くべき秘密”について語った。
この日、番組では改めて日米通算200勝を挙げたダルビッシュの偉業についてVTRを交えつつ紹介することとなったが、その際、同じ2012年にMLBへ挑戦すべく海を渡った川﨑氏は、渡米当初のダルビッシュとのエピソードを語ることに。それによると「有君の家で飯を食わせろ、食わせて欲しい」という川﨑氏の“熱烈なリクエスト”を快諾したダルビッシュは、自宅での食事に川﨑氏を招き、そのまま川﨑氏は4日間に渡って滞在することとなったという。
滞在中に川﨑氏は、試合での疲れを癒すためにダルビッシュ宅にあるサウナを借りることになったが、サウナ横に本棚が設置されていることに気づいたのだという。「サウナの横に本棚があったんですよ。『エッチな本でも読んでるのかな?』と思ったら、なにがなにが。まず、ボディビルダーの本。次にビタミンの本。ビタミンの本ってあるんですよ、みなさん。聞いたことないでしょ。ビタミンを調べる本があるんです」と、川﨑氏の“予想”に反して、本棚には大真面目な本ばかりが並んでいるのを目にし驚いたという。
さらに川﨑氏は「いやいや、なにがビタミンの本よと思って僕もビタミンの本、手に取りましたわ」と、その中の1冊を手に取り、開いてみることに。すると、「ビタミンAとかDとか。そのビタミンの本にはちゃんと黄色い線で、ここが大事って(マーカーで線を引いて)やってるんですよ、有君がね。それぐらい身体に気を使ってるんです」と、これまた川﨑氏の“予想”に反して、既にその本をダルビッシュが精読した痕跡があったのだという。
川﨑氏が語るこうしたエピソードに、共演者たちは驚いた様子を見せていたが、逆に言えばそれだけ身体に気を使い続けたことが、前人未到の大記録に繋がったといえそう。また川﨑氏は、ダルビッシュ宅を訪問した際に、川﨑氏自身、「今でも大事に使っている」という、マッサージボールをプレゼントされたというが、そうした点も含めて、ダルビッシュ有という投手の身体への気遣いが覗える内容となった。
(ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)