【写真・画像】 1枚目
【中継】渡辺九段VS斎藤八段 注目の一戦(生中継中)

 将棋の伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦挑戦者決定戦が5月30日に行われ、渡辺明九段(40)と斎藤慎太郎八段(31)が対局中だ。藤井聡太王位(竜王、名人、叡王、王座、棋王、王将、棋聖、21)と“真夏の七番勝負”を戦うのはどちらに決まるのか。注目の一戦から目が離せない。

【中継】渡辺九段VS斎藤八段 注目の一戦(生中継中)

 渡辺九段は、2000年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:18期)で、順位戦A級(A級以上:13期)。タイトル通算31期は歴代4位、現役2位の快記録で永世竜王と永世棋王の資格保持者。棋戦優勝も11回を数える。序盤研究の深さから中終盤の粘り強さ、細い攻めをつなげる卓越した技術など、どこを取ってもトップクラスでバランスの取れた超一流棋士だ。全8冠のうち6棋戦でタイトルを獲得している渡辺九段だが、これまでに王位戦登場経験はない。自身3度目となる挑戦者決定戦を制し、初挑戦を射止めたい。

 斎藤八段は、2012年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:3期)で順位戦A級(A級:4期)。2018年度の第66期王座戦で初タイトルを獲得した。2021・22年の名人戦に2期連続挑戦するなどタイトル戦登場は5回。斎藤八段も王位戦は挑戦経験がなく、今期は2度目の王位リーグ参加で紅組優勝を決めた。強敵との一戦を制し、七番勝負登場を決めたい。

 両者の公式戦対戦は、第79、80期名人戦七番勝負を含む19戦で、渡辺九段の13勝6敗。スコアは渡辺九段が大きく勝ち越しているものの、直近の2023年11月の第82期順位戦A級5回戦では斎藤八段が白星を飾っている。運命の一戦を制し、藤井王位との七番勝負の舞台に上がるのはどちらか。持ち時間は各4時間。振り駒の結果、先手は渡辺九段に決まった。

【昼食の注文】

渡辺明九段 厚揚げと鶏肉の塩炒め(ご飯少なめ)、チンタオスープ
斎藤慎太郎八段 五目焼きそば

【昼食休憩時の残り持ち時間】

渡辺明九段 3時間16分(消費44分)
斎藤慎太郎八段 2時間59分(消費1時間1分)

ABEMA/将棋チャンネルより)

【中継】伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦 渡辺明九段 対 斎藤慎太郎八段
【中継】伊藤園お~いお茶杯第65期王位戦 渡辺明九段 対 斎藤慎太郎八段
藤井聡太竜王・名人、最新の対局予定・速報