【MLB】ドジャース4-0ロッキーズ(6月2日・日本時間3日/ロサンゼルス)
ドジャース大谷翔平投手のホームランボールを取ったファンがメディアに取材されるなら、ファウルボールを2度食らった球審も、きっと質問責めにあうことだろう。4回、大谷の第3打席で3球目、7球目で放ったファウルが、いずれもトムリンソン球審をワンバウンドしてから直撃。思わず大谷も手を差し伸べ、笑顔で寄り添い謝罪するという珍しい一コマがあった。
ぎりぎりまでボールを引き付けて打つ大谷だからこその珍事だったかもしれない。大谷のファウルは前に飛ぶだけではなく、頻繁に後ろにも飛び、自打球も多い。第4打席には捕手のミットが前に出過ぎたこともあるが、今季2度目の打撃妨害で捕手のミットを叩くシーンもあったが、これも大谷の打撃ならではといったところだ。
4回の第3打席では、カウント0-2からの3球目、真ん中低めのチェンジアップをカットすると、これがトムリンソン球審の右手を直撃。心配した大谷が手を差し伸べたが、トムリンソン球審がそれほど大きなリアクションを取らなかったこともあり、すぐにプレーに戻った。ところが7球目、真ん中高めのカーブをかぶせるように打つと、またしてもファウルがトムリンソン球審へ。右太もも付近に当たったと思われ、大谷も「アイ!」と声を出すと、すぐにトムリンソン球審に笑顔で寄り添い、胸元に手を当てながら謝罪した。
まさかの「1打席2発」にトムリンソン球審も驚いたようだが、ここもクールな笑顔で対応し、大谷の胸元に手を当て返してニッコリ。日本時間では月曜日の早朝から行われた試合で、待望のホームランこそ飛び出さなかったが、球審を気遣う大谷の仕草と笑顔、それに応える球審と、心温まるシーンが届けられていた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)
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