岸田総理はなぜ“丸のみ”したのか? 政治資金規正法の改正 専門家「議員は“年商2000万円の零細企業の経営者”であり、自ら作ったルールを自ら破り、新しい抜け穴を探している」 ABEMAヒルズ 2024/06/03 20:50 拡大する 政治資金規正法の改正案について、岸田総理は公明党や日本維新の会の要求を取り入れる形で合意した。 【映像】岸田総理はなぜ“丸のみ”したのか? 岸田総理はなぜ“丸のみ”したのか? JX通信社 代表取締役の米重克洋氏に聞いた。━━どのような背景から、岸田総理は妥協・合意したのか?「前提として、政治資金の問題は与野党問わず全ての政党に関わる問題だ。そして、議席数の観点から自民党単独で決めることはできず、少なくとも公明党とは合意できる案でなくてはならない。加えて、もし自民・公明の与党だけで通そうとすれば、国会の強行採決のような形になり『自分たちで政治資金の問題を起こしたのに、そのルールを変えるのも自分たちで強行するなんて…』という非常に厳しい世論の批判を浴びる可能性が高い。そんなことを総合的に考えて、公明と維新の案を丸のみせざるを得なかったのでは」 続きを読む 関連記事