認知症による判断力低下で60兆円が「凍結」? 経済愛好家・肉乃小路ニクヨ氏「自分も準備は足りていない」 ABEMAヒルズ 2024/06/06 07:00 拡大する 170兆円以上。【映像】凍結への対策 「成年後見人制度」とは? これは認知症高齢者の保有金融資産の推計であり、一部は「凍結資産」となっている可能性もあるという。どのような背景・課題があるのか? 銀行・保険会社などでキャリアを積んだ経済愛好家/コラムニスト/ニューレディの肉乃小路ニクヨ氏に聞いた。 三井住友信託銀行が2022年に発表した調査によると、認知症高齢者の保有金融資産の推計は、2020年は174.9兆円、そして2040年には241兆円まで膨らむと推計されている(認知症有病率や人口推計は調査当時の数値)。そして認知症の高齢者の金融資産のうち、預金・株・投資信託など、銀行が判断能力に欠けると判断した場合に口座が凍結されて「自由に動かせなくなるお金」は、60兆円程度(2020年時点)に上ると見られる。 続きを読む