大谷翔平が…豪快15号→ミスした仲間を全力いじりで見せた気遣いベンチでの微笑ましい一コマ

【MLB】パイレーツ10－6ドジャース（6月5日・日本時間6日／ピッツバーグ）

　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場。第2打席で5試合ぶりとなる豪快15号2ランをセンターバックスクリーンに叩き込んだ。その直後、ベンチで大量失点の起点となるミスを犯したチームメートを笑顔＆全力でいじるなど気遣いを見せ、その微笑ましい様子を現地カメラが捉えていた。

【映像】カメラが捉えた微笑ましい一コマ

　0-7とドジャースが7点を追いかける展開となった3回、2死一塁で大谷が第2打席を迎えた。パイレーツ先発右腕スキーンズは、2023年ドラフト全体1位という注目のルーキー。大谷は第1打席で3球すべて100マイル超えのストレートという強気の投球の前に三球三振に抑えられていた。大谷はこの第2打席、フルカウントからの6球目に投じられた100.1マイル（約161キロ）のストレートを完璧に捉えると、打った瞬間それとわかる打球がバックスクリーンへ。自身5試合ぶりとなる15号2ランでドジャースが追い上げを開始した。

　大谷がダイヤモンドをまわりベンチに戻ると、チームメートたちが続々と笑顔で祝福する。すると大谷は大の仲良しであるテオスカー・ヘルナンデスのもとへと向かい、後ろから尻を引っ張り笑顔で話しかける。その後も腕をつかみながら楽しそうに話す様子が捉えられていた。

　テオスカー・ヘルナンデスは直前の2回の守備で、転がってきたボールを取り損ね進塁を許すエラーを犯しており、大量7失点の起点となってしまっていた。大谷は“まだ大丈夫、取り返せるよ”とでも言いたかったのだろうか、元気づけるようないじりにテオスカー・ヘルナンデスも笑顔で応えていた。

　大谷の1発が起爆剤となったのか、ここからドジャースはじりじりと点差を詰めていくと7回には3点差まで迫ったが、反撃及ばず連敗を喫した。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）