4強入りを決めるのは!?羽生善治九段VS糸谷哲郎八段 五番勝負の舞台でも激突した両者による注目の一戦/将棋・王座戦挑決T 将棋羽生善治,糸谷哲郎 2024/06/10 12:14 拡大する 将棋の王座戦挑戦者決定トーナメント2回戦が6月10日に行われ、羽生善治九段(53)と糸谷哲郎八段(35)が現在対局中だ。昨年10月に前人未踏の全八冠を達成した藤井聡太王座(竜王、名人、王位、叡王、棋王、王将、棋聖、21)への挑戦権獲得を目指し、4強入りを決めるのはどちらか。注目の一戦から目が離せない。【映像】羽生九段VS糸谷八段 注目の一戦(生中継中) 羽生九段は、1985年12月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:35期)、順位戦B級1組(A級以上:29期)。タイトルは歴代最多の99期を誇り、棋戦優勝も最多の45回。「七冠独占」「永世七冠」など、数々の大記録を打ち立てた将棋界のスーパースターだ。王座戦は、1992年の第40期に初挑戦・奪取以来、防衛を続け19連覇を達成。翌年陥落も2012年の第60期に挑戦者として五番勝負に登場すると奪取に成功、以降5連覇とし、通算獲得数は24期で永世位の「名誉王座」の資格を保持している。今期は挑戦者決定トーナメントからの出場で、1回戦で佐藤康光九段(54)に勝利。本局でも強敵を破りまずはベスト4進出を狙う。 続きを読む 関連記事