【MLB】ロッキーズ9－11ドジャース（6月18日・日本時間19日／デンバー）
大谷翔平投手が「1番・DH」で先発出場。第3打席で飛距離145メートルの超特大20号ソロを放ち、5打数2安打1本塁打2打点だった。6月6本目のホームランは、直近8試合で5本目。いよいよ大谷が量産態勢に入ってきた。チームは9回に代打ヘイワードの代打満塁ホームランで1点差に迫ると、テオスカー・ヘルナンデスにも18号の逆転3ランが飛び出して劇的勝利。大谷は“ミラクル”3連勝に貢献した。
ベッツの戦線離脱により前の試合から1番で先発している大谷は、この日の第1打席はフルカウントまで粘りを見せるもセカンドゴロに倒れる。3回の第2打席は前を打つ9番テーラーがライトフェンス直撃のスリーベースを放ち1死三塁で回ってくると、初球を打って三塁ランナーを返すファーストゴロ。内角高めのボール球を強引に引っ張ったバッティングで1打点を挙げ、3試合連続打点をマークした。
そして第3打席、ロッキーズ先発ゴンバーのスライダーを完璧に捉えると、大谷らしい打った瞬間にそれとわかる当たりがセンターへ。打球速度113マイル（約181.9キロ）、飛距離476フィート（約145.1メートル）という特大弾は、リーグトップのブレーブス・オズナに並ぶ20号となった。476フィート（約145.1メートル）は今季自身最長かつMLB全体でも最長の1発。
これで大谷は自身が持つ日本人記録を更新する4年連続20本塁打を達成。また通算5度目の20本塁打は松井秀喜氏に並ぶ日本人最多タイとなっている。
第4打席は2死一、二塁から2番手ビークスの高めのストレートを再びハードヒット。右中間を抜けると思われた当たりだったが、センターのドイルが全力疾走からのスーパージャンプを見せダイレクトキャッチ。ロッキーズベンチが総立ちとなる超ファインプレーに阻まれセンターライナーとなった。
結局この日は5打数2安打1本塁打2打点。1カ月ぶりの3安打を放った前日の試合に続き、新たに座った“1番”という打順で結果を残した。（ABEMA『SPORTSチャンネル』）
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