「子どものいない女性」が増えたのは“ヒステリックな教育費”のせい? 今から出来る“最も現実的で最も効果的な対策”とは? ABEMAヒルズ 2024/06/22 11:30 拡大する OECD(経済協力開発機構)の報告書によると、1975年生まれで子どものいない女性は日本が28.3%と比較可能な26カ国で最多となった。【映像】全部公立・全部私立、かかるお金の“差”は? また、1955年生まれで子どもがいない女性の割合と比べると16.4ポイント増加しており、この「増加幅」も最も大きかったという。 教育経済学を専門とする慶應義塾大学の中室牧子教授は28.3%という数字について「実は私自身が1975年生まれで子どもがいないため、この28.3%の1人だ。私たちの世代は就職する前年に山一証券の破綻などといった金融危機があり、『ロスジェネ世代』と言われる最初の年で経済がよくなかった。結婚・出産には様々な要因が作用するが、経済状態も大きく影響したと思われ、本来であれば当時から就職や賃上げなどのサポートをするべきだった」と分析した。 続きを読む