6月15日にベルーナドームで行われた日本生命セ・パ交流戦 2024、埼玉西武ライオンズ対横浜DeNAベイスターズの一戦で、DeNAの快足男・森敬斗が披露した“忍者走塁”が野球ファンの間で話題となっている。
1-0、DeNAが1点リードで迎えたこの試合の3回表・DeNAの攻撃、1死一、三塁の場面で、2番・度会隆輝が放った一打は、サード・児玉亮涼の右を鋭く突く、球足の速いゴロに。この一打に、いわゆる“ゴロゴー”の状態となっていた森はスタートを切り、果敢に本塁突入を試みる。サードの児玉は度会の一打をスライディングキャッチすると、流れるような動きですぐさま本塁へと送球。タイミング的には完全にアウトであったものの、児玉からの送球が一塁方向に逸れ、そこからキャッチャーの柘植世那がタッチに行くと、森はそのタッチをかいくぐりつつ、柘植のミットが触れそうな左手を引き、回り込むように足から滑り込みつつホームベースを右手でタッチ。その俊足ぶりもさることながら、巧みな走塁技術がキラリと光る場面となった。
この森の“忍者のような走塁”に、敵地のDeNAファンも驚きつつ大歓喜。またネット上の野球ファンからは「すげえなwww完全に青忍者やんけw」「今日の森は三安打に加えてこの神業。これが全ベイが森に求めていた姿そのもの」「その後もう一度ホームを踏みに行くことで確実にリクエストを使わせる策士」「天才で草」「マジで天才やろ」「最初のホームインがどっちも空振ってると思って拓殖が先にホームタッチ 森も一応ホームを踏みに行く ここは拓殖が先にアウトにしてるから 最初のはどっちも触れてないと思って リクエストするも最初の突入で 森が交わしてホーム触れてたのでセーフ 西武はリクエスト1個消費」「森敬くんほんとに神走塁でしたな」「児玉も上手いし敬斗の避け方も上手いし何より球審の西本さんもナイスジャッジだよね 全員に拍手」といった様々な反響が寄せられている。